散図(バラ図)の作成手順

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  バラ図の作成方法は、「製作施工図・組立図の作成手順」の「1.製品情報、部品データの入力」までは同じです。
  製作施工図を作成するために入力した部品データを、そのまま利用して次の作業を行います。

 


4.切り欠き形状の作成

    建具部品の立体図を組み合わせて、連結箇所の干渉面や板厚干渉部分を立体図上で編集し、
    切り欠き形状が反映した展開図を作成します。



  <主な立体作業>
組み合わせ   貫通切り取りの平面作業   伸縮処理   ホゾ処理
     


   <立体作業の結果>
1(上枠)   2(下枠)   3(戸先枠)   4(吊元枠)
     

 

5.切り欠き形状のパターン化

   展開図の切り欠き形状や穴をパターン化することができます。

・上枠の吊元側切り欠き図の変数式の例

 

6.金物取り付け用の切り欠き図や穴の一括呼び出し

   建具部品の簡易展開図に、製品情報ウインドウの金物ページで入力した金物の型番や取り付け位置等が
   反映した切り欠き図を一括呼び出しして、実尺展開図を作成します。

・「金物呼び出し」実行前   ・「金物呼び出し」実行後
     
・簡易展開図から実尺展開図作成    
   

 

7.製品情報のデータ作成機能による、バラ図データの一括作成

   1)製品情報ウインドウでデータ作成の実行を行うことにより、製品寸法の差分、金物の型番や取り付け位置等が
     反映した、実尺断面図や実尺展開図、および折り曲げリストが付加された曲げ指示書を作成します。

・製品寸法「1.主扉開口」ページ    
   
     
・上枠1の加工指示書   ・上枠2の加工指示書
 
     
・扉表の加工指示書   ・扉裏の加工指示書
 

 

    2) 建具部品の実尺展開図をDXFファイルにし、タレパンやレーザー等のCAD/CAMに受け渡すことができます。

       ※ DXFは、Autodesk社が開発したAutoCADのファイルフォーマットです。